chromeを起動したらいつの間にかウィンドウ枠が緑色の枠線で囲まれていることに気づきました。
Edgeも同様にウインドウ枠が緑色の線で囲まれています。
今回はその原因と元に戻す方法について覚書します。
発生事象
chromeやEdgeを起動すると以下のようにウィンドウ全体が緑色の枠線で囲まれた状態で起動します。
原因
アンチウィルス対策ソフトとしてESETを使用していて、「インターネットバンキング保護」が有効になっているとこのようにchrome、Edgeなどのブラウザが緑の枠線で囲まれて表示されます。
「保護されていますよ」ということを視覚的に知らせるためのようです。
「インターネットバンキング保護」とは
ESETの機能の一つで、「本機能では、Webブラウザーをセキュアーブラウザーとして起動します。アドオンが無効になり、キーボードから入力した内容(IDやパスワード、クレジットカード情報)が保護され、個人情報の漏洩を防ぎます。」だそうです。
詳細は、ESETの以下のページを参照してください。
元に戻す方法
もとに戻す場合以下の2つの方法たあります。
- 「インターネットバンキング保護」は有効化したまま元に戻す
- 「インターネットバンキング保護」自体を無効化して元に戻す
それぞれの方法について以下に記載します。
まずは詳細設定を開く
とりあえずESETの詳細設定を開きましょう。
タスクバーのインジケーターに隠れているESETのアイコンをダブルクリックしてESETを起動し、[設定]をクリックします。
設定画面が表示されるので、[セキュリティツール]をクリックします。
セキュリティツール画面が開くので、[インターネットバンキング保護]の右にある歯車をクリック、[設定]をクリックします。
「インターネットバンキング保護」を有効にしたまま緑の枠線を消す
「インターネットバンキング保護」は有効のままにして、緑の枠線だけ消したい場合は、[詳細設定]画面の一番下にある「ブラウザーの緑色のフレーム」のスイッチを左にスライドしてOFFにします。
「ブラウザーの緑色のフレーム」のスイッチをOFFにしたら[OK]ボタンをクリックし、ブラウザを再起動します。
起動直後は緑色の枠線で囲まれていますが、数秒待つかどこかクリックすれば通常の枠線の色に戻ります。
「インターネットバンキング保護」を無効にして緑の枠線を消す
「インターネットバンキング保護」自体を無効にした上で枠線を消したい場合は、[詳細設定]画面の[インターネットバンキング保護を有効にする]のスイッチを左にスライドしてOFFにします。
以下のようにすべての「インターネットバンキング保護」機能が無効化されます。
[OK]ボタンをクリックしてブラウザを再起動します。
これでブラウザが今まで通り通常の枠線色で表示されます。
ただし、「インターネットバンキング保護」が無効となっており、保護されない状態になるので注意してください。
まとめ
ESETの「インターネットバンキング保護」機能によりchromeやEdgeなどのブラウザが緑色の枠線で囲まれて表示されるのを元に戻す方法について記載しました。
「インターネットバンキング保護」の設定に関する詳細は、以下のページを参照して下さい。
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