いつからかWindows Updateを実行した際に「現在サービスが実行されていないため、Windows Update で更新プログラムを確認できません。
このコンピューターの再起動が必要な可能性があります。」というメッセージが表示されてWindows Updateができなくなってしまった。
Windows UpdateができないとWindows 10へのアップグレードもできなくなってしまうので非常にまずい。
色々調べて無事Windows Updateができるようになったので、その原因と対象方法を覚書きしておく。
発生した障害の内容
Windows 10のアップグレードのステータス確認をした際にWindows Updateが正常に動作していないことに気がつきました。
[更新プログラムの確認]をクリックすると以下の様なメッセージが表示され、試しに再起動しても状況は変わらないままです。
Windows Updateの更新履歴を確認しても空っぽで履歴が全く表示されない。 また、システムの復元ポイントの作成が必ず失敗して復元ポイントが作成できない状態となっていることにも気がつきました。
Windows Updateの実行に必要なサービスは正常に起動しているため、Windows Updateの一般的な障害に該当するような障害ではないようです。
Windows Updateが動かなくなった原因と対処方法について
色々調べていると6月の定例のWindows Updateが実施されて以降Windows Updateが動作していない(パッチが適用されていない)ことから、6月のWindows Update以降にPCにした何かが原因と思われる。
まずやったことは、その時期にインストールしたアプリケーションを全てアンインストールし、アンインストール後再起動してみたけれど、状況は変わらず。
アプリケーションのインストール以外で何をしたかよく思い出してみると、一番大きな変更としてシステムドライブをハードディスクからSSDに換装したことを思い出したので、ハードディスク関連のドライバやユーティリティ類に問題がないかチェック。
そしたらありましたよ、一番疑わしいものが。 それは、「インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー」とか言うユーティリティソフト。
この「インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー」が何者なのかは、リンク先を見てもらうにして、どう考えてもこいつが怪しいということでアンインストール。
「インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー」のアンインストールは、普通にコンパネの[プログラムと機能]からアンインストールを実行。
アンインストール後再起動を促されるので、そのまま再起動。
Windows 7が再起動された後、Windows Updateを実行すると、無事更新プログラムの確認が実行されパッチの適用も正常に終了!
Windows Updateが正常に動作しなくなった原因と対処のまとめ
SSDに換装後にハードディスクを前提としたディスク関連のユーティリティをしようしていたことがWindows Updateが動作しなくなった原因だったわけですが、一応SSD換装前にデフラグツールなど関係ありそうなアプリケーションやユーティリティは全て削除したつもりでしたが、もう少し注意が必要でした。
「インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー」もSSD対応した最新のバージョン(未確認)であればこのような問題は出なかったかもしれません。
ただ、その後色々調べてみると「インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー」をSSD環境で使用するとプチフリが発生するなどの記事も多数見受けられたため、「インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー」アンインストール後に再インストールしたりはしていません。
「インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー」を入れてなくても十分爆速なのでもうどうでもいいかなという感じです。 暇があったらインストールした場合の利点などを調べて良さそうであればもう一度インストールするかもしれません。
「インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー」に限りませんが、SSDに換装する際には必ず事前にハードディスクを前提として動作しているユーティリティやドライバなどの確認をしたほうが良いでしょう。
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