Edgeの自動起動を無効化してIEを使い続ける方法

IEを起動するとEdgeが自動的に起動し、IEが使えない状態となりますが、Edgeの自動起動を無効化してIEを使い続ける方法について覚書します。

IEを使う最も簡単な方法

超簡単にIEを使う方法がわかったので以下の記事に記載しました。

【超簡単！】サポート終了したIEを起動する方法

サポートが終了して使えなくなったはずのInternet Explorerを起動して使う簡単な方法を2つほど紹介します。

selifelog.com

2023.03.22

設定等不要なので手っ取り早くIEを使いたい方は上記記事を参照してください。

設定変更についての注意事項

以前書いた以下の記事のコメントに投稿していただた方法にもとづいた手順となります。

IEを起動すると自動でEdgeが起動してIEが使えない場合の対処方法

Microsoft Internet Explorerを起動すると自動的にMicrosoft Edgeが起動してIEが使えない場合の対処方法です。 2023年2月14からEdgeをアップデート後は、IEを起動すると自動でEdgeが起動するよ...

selifelog.com

2023.02.16

IE自体ももうサポートされていませんが、紹介する手順もサポートされない手順となりますので、紹介する手順については自己責任での実施をお願いいたします。

Edgeが自動的に起動する仕組み

IEを起動るとEdgeが自動的に起動してIEが使用できなようになる仕組みは、IEのアドオン「IEToEdge BHO」による動作となります。

このアドオンを無効化することでEdgeの自動起動を無効化してIEを使い続けることができます。

IEを使えるようにする手順

前提条件

以下の操作を実行するには、「管理者権限」が必要となります。

コントロールパネルの[ユーザーアカウント]から[ユーザー アカウントの管理]をクリックして、自分のユーザー名が「Administrators」グループに所属しているか確認してください。

「管理者権限」がない場合、手順が実行できないのでEdgeのIEモードを使用する回避策を検討してください。

手順

コントロールパネルを開いて[インターネット オプション]をクリックします。

[インターネットのプロパティ] 画面の[プログラム]タブをクリックし、[アドオンの管理]をクリックします。

[アドオンの管理]画面のアドオンの一覧から「IEToEdge BHO」を右クリックして[詳細情報]をクリックします。

「IEToEdge BHO」の詳細情報画面が表示されるので[コピー]をクリックします。

[詳細情報]画面は[閉じる]をクリックして閉じてください。

Windowsのメモ帳を起動して[Ctrl] + [v] で貼り付けると[詳細情報]に表示されていた内容が貼り付けられますので、[フォルダー:]に記載されたパスをエクスプローラーで開きます。

エクスプローラーで開いたフォルダのひとつ上のフォルダを参照して[BHO]というフォルダが表示されていることを確認します。

この[BHO]フォルダの名前を変更します。(名前は任意の名前、例えば「BHO_bak」とかでよいです)

以下のメッセージが表示されるので[続行]をクリックします。

[BHO]フォルダの名前が変更されたことを確認します。

以上で手順は終了です。

IEを起動してもEdgeが起動せずにIEがそのまま使用できます。

まとめ

IEを起動した際のEdgeの自動起動を無効化してサポートが終了したIEを使用できるようにする手順について記載しました。

若干不便ではありますが、EdgeのIEモードを使用するなどして基本的にはIEは使用しないほうが良いですが、どうしてもIEを使いたい場合には上記の方法を試してみてください。

セキュリティ的にサポートが終了したアプリケーションを使い続けるのはリスクがありますので自己責任でお願い致します。