自宅のノートPCがプチフリーズを頻繁に起こしたり、アプリの動作が遅い、chrome(ブラウザ全般)で画面のスクロールがカクカクしたりする症状が頻発していた際に試して症状が改善した方法を覚書。
ノートPC自体はかなり古くて5年前に買ったVAIO。
Core i5でメモリ4GBというスペックでSSDではなく普通のHDDを使用している。
常駐プログラムやWindows起動時に自動的に起動するアプリやサービスを止めたり、不要なアプリをアンインストールしたりしたものの症状は変わらず。
色々調べた結果、「Superfetch」サービスなるものを停止したら症状が改善したので覚書。
Superfetch サービスとは?
Superfetchサービスは、「アプリケーションの起動速度を向上させるための機能で使用頻度の高いアプリケーション等優先順位の高いアプリケーションを予めメモリ内に読み込ませ、これにより各アプリケーションを起動する際の起動速度を高めることができる。」というものらしい。
Windows Vistaから搭載された新しいサービスで、デフォルトでWindows起動時に起動されるサービスとなっている。
機能の説明を見るとパフォーマンスの向上のための機能で、停止するとなおさらパフォーマンスが悪くなるように思えるけど、メモリが十分にない場合逆に足を引っ張る可能性があるようです。
Superfetch サービスの停止方法
以下Superfetchサービスを停止する方法について記載。
[Windowsキー] + r を押して[ファイル名を指定して実行]を開く。
[スタート] > [コントロールパネル] > [管理ツール] > [サービス]をクリックでも良いです。
[名前]ボックスに services.msc と入力し、[OK]をクリックする。
[サービス]画面が開いたら、サービスの一覧から[Superfetch]サービスを探してダブルクリックする。
[(ローカルコンピューター)Superfetch のプロパティ]画面が開くので、[停止]ボタンをクリックする。
[Superfetch]サービスが停止する。
このままだと次にWindowsが起動した時にまた自動で動いてしまうので、[スタートアップの種類]を[自動]から[手動]に変更して[OK]をクリックする。
これで再度サービスを起動するか、[スタートアップの種類]を[自動]に変更しない限り動作することはなくなる。
この記事のまとめ
このサービスを停止してからは以前ほどプチフリーズやアプリの動作が異常に遅くなったり、画面のスクロールが遅かったりカクカクしたりする症状はだいぶ改善されたように思える。
もしSuperfetchを停止しても症状が改善されない場合は、元に戻して動作させてください。 一応機能的にはパフォーマンスを向上させる機能だそうなので...
Superfetchサービスを停止する前にまずは基本となる常駐プログラムの停止、スタートアッププログラムの整理をしてからにしましょう。
スタートアッププログラムについては、[スタートアップ]フォルダの中身だけでなく[msconfig]を起動して[スタートアップ]タブの内容も確認しましょう。
[msconfig]の起動は、[ファイル名を指定して実行]で[名前]ボックスに msconfig と入力して[OK]ボタンをクリックすれば起動します。
Windows起動時に自動的に起動させたくないアプリのチェックをオフにすれば良いです。
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