安価でM.2 SSDが手に入ったので、システムディスクのクローン作成して入れ替えることに。
無料版でディスクのクローンが作れるソフトを探したら「MiniTool ShadowMaker Free」ぐらいしか見つからなかったので覚書しておく。
今回購入したM.2 SSD
ちなみに今回安価に手に入れたM.2 SSDですが、Acclamatorの1TBのM.2 SDD(N20)でAmazonで25%オフの\7,124で売られていました。
半ば衝動買いでしたが、1TBのM.2 SSDとしてはかなり安く手に入った感じです。
M.2 SSDの取り付け
まずはM.2 SSDの取り付けから。
私が使用しているPCは、コンパクトサイズでディスプレイの背面にマウントもできるASUSのVivoMini VC65-C1(VC65-C1G3066ZN)です。
このPCは、小さいながらも内部に2.5インチベイが2つとM.2SSDがつけられるという拡張性に優れたPCです。
M.2SSDの取付方法は、英語ですが公式のマニュアルが以下からダウンロードできます。
結構分解しないと取り付けできないので、同じPCを使用している方は注意深く取付作業してください。
ディスクのクローンが作成できるフリーソフト
無料版でディスクのクローンを作成できるソフトを探しましたが、ディスクのクローン作成についてはどれも有料版じゃないとできないものが多い中、「MiniTool ShadowMaker Free」は無料版で対応しているようなので「MiniTool ShadowMaker Free」使います。
ディスクのクローン作成をする前に
ディスクのクローンを作成する前に、今のシステムドライブの掃除と交換前のパフォーマンスを確認しておきます。
交換前後のパフォーマンスを比較して良い買い物だったかは確認しておきたいと思ったので。
システムディスクのお掃除(使用状況の確認)とパフォーマンスチェックは、同じメーカーが出しているパーティション操作用のソフト「MiniTool Partition Wizard無料版」をダウンロードして使用します。
システムディスクの交換後にパーティション変更もしたかったので、「MiniTool Partition Wizard無料版」がちょうど良かったというのが理由です。
「MiniTool Partition Wizard無料版」での操作の詳細は、別の記事で紹介していますのでそちらを参照してください。
「MiniTool ShadowMaker Free」のダウンロードとインストール
「MiniTool ShadowMaker Free」のダウンロードサイトを開きます。
サイトの[ダウンロード]ボタンをクリックしてインストールプログラムをダウンロードします。
ダウンロード時に以下のようなメッセージが表示されますが、気にせず[保存]をクリックしてよいです。
ダウンロードされたプログラムをESETでウィルスチェックしましたが、何も検出されませんでし。(2023/1/29時点)
ダウンロードされたインストールプログラムを実行。
インストールウィザードが起動するので、[今すぐインストール]ボタンをクリックします。
ダウンロードが開始されます。
ダウンロードが完了すると自動的にインストールが開始されます。
インストールが完了すると以下のメッセージが表示されるので、[今すぐ開始]をクリックします。
「Minitool ShadowMaker Free 4.0」が起動するので、右上の横三本線のボタンをクリックし、[言語] > [日本語] をクリックして言語設定を日本語にします。
では実際に「Minitool ShadowMaker Free 4.0」を使って現在使用しているシステムディスクのクローンを作成していきます。
「MiniTool ShadowMaker Free」でシステムディスクのクローンを作成
「Minitool ShadowMaker Free 4.0」の左のメニューから[ツール]をクリックし、[ディスクのクローン]をクリックします。
[ディスククローン - ソースディスクの選択]画面が表示されるので、クローン元のシステムディスクを選択し、[次へ]をクリックします。
[ディスククローン - ターゲットディスクの選択]画面が表示されるので、クローンを作成するディスクを選択して、[開始]をクリックします。
クローンを作成するディスクを間違えないように必ず確認してください!
クローン作成ディスクに指定したディスクの中身がすべて削除されます!
[開始]をクリックすると以下のような警告メッセージが表示されるので、クローン作成ディスクに間違いがないか確認し、[OK]ボタンをクリックします。
クローン作成が開始されます。
クローンの作成が完了すると以下のようなメッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックしてシャットダウンします。
警告に記載されているメッセージについて
警告メッセーに記載されている「起動時に元のディスクとターゲットディスクの両方がコンピューターに接続されている場合、Windowsオペレーティングシステムによって1つのディスクがオフラインとしてマークされることがあります。」というメッセージについてですが、システムディスクのクローンを作成したことでPC上に2つのシステムディスクが存在することになります。
この状態でシャットダウン後起動してもクローンを作成したディスク側で起動がされず、今まで通りクローン元のシステムディスクから起動されます。
クローン作成後は、起動する前にBIOSもしくはUEFIの設定で起動ドライブをクローン作成ディスクに変更する必要があります。
起動ドライブをM.2 SSDディスクに変更する
クローン作成後の再起動でUEFIの画面から起動ディスクをクローン作成したディスクを起動ドライブに変更、設定を保存後に起動しましたが、以下のように以前のままSandiskのSSDから起動してきていることがわかりました。
またクローン作成したディスクが表示されていません。
ちなみにクローン作成したディスクは以下のように「オフライン」になっています。
先に記載した「警告」通りの状態なので、「警告」にしたがって「オフライン」状態のまま電源を落として一旦PCからクローン元のシステムディスクの接続を物理的に切り離して再起動したところ無事クローン作成したディスクから起動されるようになりました。
接続を外した元のシステムディスクは、ディスクの外付けケースを使用してUSB接続し、「MiniTool Partition Wizard 無料版」を使ってすべてのパーティションを削除し、システムディスクとしての機能を削除した上でPCに再接続しました。
まとめ
無料でディスククローン作成ができる「MiniTool ShadowMaker Free」を使ってディスククローンを作成、システムディスクを入れ替える方法について紹介しました。
この手のソフトでは、無料版だとクローン作成できないものが多いですが、「MiniTool ShadowMaker Free」は無料版でもクローン作成が可能な数少ないフリーソフトです。
この記事の作成時点では、マルウェア的なものもなさそうなので、是非活用してください。
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