Windows Server 2003にPHPをセットアップする方法のStep3として、php.iniファイルの設置とPHPの動作確認について説明。
内容としては、前の記事に含めても良かったけど、長くなるので別記事にした。
Windows Server 2003にPHPをセットアップする方法の最後になる。
php.iniについては、実際にWIMPで動作するオープンソースのシステムなどを使う場合にそのシステムにあった設定内容に変更すること。
PHP設定手順
"PHP"フォルダの"php.ini-dist"ファイルを"C:\Windows"にコピーし、ファイル名を"php.ini"に変更します。
"C:¥Windows"フォルダにコピーした"php.ini"ファイルをダブルクリックしてメモ帳で開き、"doc_root = "の記述を以下に変更します。
doc_root = "c:\Inetpub\wwwroot"
次に"extension_dir = "の記述を以下に変更します。
extension_dir = "c:\php\ext"
変更が終了したら、上書き保存し、ファイルを閉じます。
メモ帳を起動し、以下の文字列を入力します。
<?phpinfo()?>
ファイル名を"test.php"にして" C:\Inetpub\wwwroot"フォルダに保存します。
Internet Explorer を起動します。
Internet Explorerのアドレスバーに以下のURLを入力し[Enter] キーを押します。
URL:http://localhost/test.php
以下のように、PHPの設定内容がIEに表示されれば正常に動作していることになります。
もし、ユーザーIDとパスワードを求めるダイアログが表示されたり、"アクセス権がない"というような内容が表示されてしまう場合は、PHPフォルダのアクセス権を確認してください。
PHPフォルダ(サブフォルダも含む)に対してIISがきちんとアクセスできる権限が付与されている必要があります。
以上で、Windows Server 2003 にPHPをセットアップする作業は終了です。
あとMySQLをセットアップすれば、Windows Server 2003でのWIMP環境のできあがり。
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