Windows Server 2003にPHP(5.2.9-2)をセットアップする方法のStep2として、IIS(Internet Information Server)の設定について説明します。
Windows Server 2003は、"新しいWebサービス拡張を追加"でisapiを追加しないといけなかったり、Windows XPと少し設定方法が違う。
IISの設定手順
以下IISの設定に関する詳細を説明。
[スタート] - [設定] – [コントロールパネル] をクリックし、コントロールパネルを開きます。
[コントロールパネル] の [管理ツール] をダブルクリックし、[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ] をダブルクリックして起動します。
[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ] の画面左のツリーにある"Webサービス拡張"を選択し、画面右の[新しいWeb サービス拡張を追加...] をクリックします。
[新しいWebサービス拡張] ダイアログボックスが表示されるので、[拡張名] に"PHP"と入力し、[追加] をクリックします。
[ファイルの追加] ダイアログボックスが表示されるので、[参照] をクリックします。
[ファイルを開く] ダイアログボックスが表示されるので、"PHP"フォルダにある"php5isapi.dll"を選択して [開く] をクリックします。
[ファイルの追加] ダイアログボックスの [ファイルのパス] に"C:\PHP\php5isapi.dll"が入力されているのを確認し、[OK] をクリックします。
[新しいWebサービス拡張] ダイアログボックスに戻るので、[拡張の状態を許可済みに設定する] をオンにして[OK]をクリックします。
[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ]の画面右側の表示が以下のようになっていることを確認します。
[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ] の画面左側のツリーの[Webサイト]フォルダを展開して、[既定のWebサイト]を右クリックして[プロパティ]をクリックします。
[既定のWebサイトのプロパティ] ダイアログボックスが開くので、[ホームディレクトリ] タブを選択し、[構成] ボタンをクリックします。
[アプリケーションの構成] ダイアログボックスが開くので、[マッピング] タブを選択し、[追加] をクリックします。
[アプリケーションの拡張子マッピングの追加/編集] ダイアログボックスが開くので、[参照] をクリックします。
[ファイルを開く] ダイアログボックスが表示されるので、"PHP"フォルダにある"php5isapi.dll"を選択して [開く] をクリックします。
[拡張子] に ".php" と入力し、[動詞] グループの [制限] オプションをオンにします。 さらに、[制限] オプションの右のテキストボックスに以下の文字列を入力し、[OK] をクリックします。
"GET,GEAD,POST,TRACE"
[アプリケーションの構成] ダイアログボックスに戻るので、[アプリケーションの拡張子] リストに ".php"が追加されていることを確認し、[OK] をクリックします。
[既定のWebサイトのプロパティ] ダイアログボックスに戻るので、[ドキュメント] タブを選択し、[追加] をクリックします。
[コンテンツページの追加] ダイアログボックスが開くので、[既定のコンテンツページ] に"index.php"と入力し、[OK] をクリックします。
[既定のWebサイトのプロパティ] ダイアログボックスに戻るので、[OK] をクリックします。
[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ] の画面左のツリーのローカルコンピュータアイコンを右クリックし、[すべてのタスク] をクリックし、[IISの再起動] をクリックします。
[停止/開始/再起動] ダイアログボックスが表示されるので、サービスの再起動が選択されていることを確認し、[OK] をクリックします。
再起動されます。
補足
IISの再起動は、[コマンドプロンプト](DOS窓)から以下の2つのコマンドでも実行可能です。
IISの停止コマンド:net stop iisadmin IISの起動コマンド:net start w3svc
以上でPHPを動作させるためのIISの設定は終了。
次の記事では、「php.ini」の設定とPHPの動作確認について説明。
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