Windows Server 2003にPHPをセットアップする方法のStep1として、PHPファイルのダウンロードとファイルの配置について説明します。
今回は、現在の最新バージョンである「PHP 5.2.9-2」をダウンロードしてファイルを配置するところまでの説明です。
PHPを動作させるために必要な設定等は、Step2以降で説明します。
PHPのダウンロードと配置
以下のサイトにアクセスし、PHPのダウンロードサイトを開きます。
URL:http://www.php.net/downloads.php
"PHP 5.2.9-2 zip package"をクリックします。
ダウンロードサーバーの選択画面に移るので、"jp.php.net"、"jp2.php.net"のいずれかをクリックします。
[ファイルのダウンロード] ダイアログボックスが表示されるので、[保存] をクリックします。
[名前を付けて保存] ダイアログボックスが表示されるので、任意の場所(本資料ではデスクトップ)を選択し、保存をクリックします。
保存されたファイルを解凍します。
Cドライブのルートに新規フォルダを作成し、フォルダ名を"PHP"に変更します。
作成した"PHP"フォルダに解凍したファイルをすべてコピーします。
注意:解凍したファイルを"移動"した場合、別途PHPにアクセス権の付与が必要になるため、必ずコピーしてください。
コピーが終了したら、ダウンロードしたzipファイルと解凍されたフォルダは必要ないので削除してかまいません。
"PHP"フォルダ内の"php*.dll"以外のDLLを"C:\Windows\system32"フォルダにコピーします。
コピーするファイル
aspell-15.dll、fdftk.dll、gds32.dll、libeay32.dll、libmcrypt.dll、libmhash.dll、libmysql.dll、libpq.dll、msql.dll、ntwdblib.dll、ssleay32.dll
"php*.dll"以外のDLLのコピーは、以下のようにWindowsのファイル検索機能で"PHP"フォルダを指定して"*.dll"を条件に検索をかけて、名前の順に並び替えてファイル名の先頭に"php"がつかないファイルだけを指定してコピーすると簡単にできます。
名前の順で並び替えると、コピー対象のファイルのうち"ssleay32.dd"ファイルだけ最後になるので注意してください。
"C:\Windows\System32"フォルダにコピーする。
以上で、PHPファイルのダウンロードと配置は終了です。
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