VBScriptが記述された拡張子".vbs"のファイルを実行すると「スクリプト "XXX.vbs" のスクリプト エンジン "VBScript"が見つかりません」というエラーが発生したときの対処方法を覚書。
「"スクリプト エンジン VBScript"が見つかりません」
あるアンチウィルスソフトをアンインストールした際にこのエラーが発生するようになりました。
JavaScriptも動作しなくなってしまいました。
VBScript対処方法
VBScriptのDLLファイルとJavaScriptのDLLファイルを再登録したところ、問題なく動作するようになりました。
以下に対処方法として行ったVBScriptとJavaScriptのDLLの再登録手順について記述します。
- [スタート]メニューから[プログラム]をポイントし、さらに[アクセサリ]をポイントして[コマンドプロンプト]をクリックして[コマンドプロンプト]を起動する。
- コマンドプロンプトを起動したら以下のコマンドを入力して[Enter]を押す。
- regsvr32 -u vbscript.dll
- このコマンドを実行した際にもエラーが出ますが、それは無視してください。
- 続けて次のコマンドを入力して[Enter]を押す。
- regsvr32 vbscript.dll
- 以下のメッセージが表示されます。
- 「vbscript.dllのDllRegisterServerは成功しました。」
このメッセージが表示されればVBScriptの再登録が成功したことになるので、エラーが発生したプログラムを実行してエラーが発せずに正常に実行できるか確認してください。
JavaScript対処方法
JavaScriptの場合もVBScriptと同じ手順になりますが、対象のDLLが異なります。
JavaScriptのDLLファイル名は、"jscript.dll"なのでVBScriptの時と同様に以下のコマンドを実行して一度登録を解除します。
regsvr32 -u jscript.dll
エラーが出ても無視して以下のコマンドを実行します。
regsvr32 jscript.dll
以上で終了です。
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