「XAMPP for Windows」は、セットアッププログラムを実行するだけで簡単にWAMP(Windows、Apache、MySQL、PHP)環境をインストールできるようにしたアプリケーション。 これひとつでApache、MySQL、PHP環境が一気に構築できる。
また、Perlの環境を構築するXAMPPのアドインもあるのでPerl環境の構築も簡単にできる。
通常WIMP環境を構築するには、Apache、MySQL、PHPを個別にダウンロードして各セットアップ作業が必要とされるが、XAMPPは、1つのセットアップパッケージを実行すれば全て自動で環境を構築してくれる。
また、MySQLに関しては、MySQLの管理ツールであるphpMyAdminまでセットアップしておいてくれるという至れり尽くせりなのである。
「XAMPP for Windows」の入手方法とセットアップ手順について覚書。
はじめに
この記事は随分と昔のXAMPPを扱った記事となります。
こちらの記事より新しい以下の記事を参照してください。
XAMPPのダウンロード
以下にXAMPPのダウンロード手順について記載する。
XAMPPのダウンロードサイトを開く
URL:http://www.apachefriends.org/jp/xampp-windows.html
「ダウンロード」欄の"XAMPP"をクリックする
「XAMPP Windows版[ベーシックパッケージ]」の"インストーラ"をクリックする。
IEの場合以下のようなファイルダウンロードに関する注意が表示される場合があるので、注意文をクリックして表示されるメニューの[ファイルのダウンロード]をクリックする。
以下の[ファイルのダウンロード - セキュリティの警告]ダイアログボックスが表示された場合は、[保存]をクリックする。
[名前を付けて保存]ダイアログボックスが表示されるので任意の場所を指定して[保存]をクリックする。
ファイルのダウンロードが開始される。
以上でXAMPPのダウンロードは終了。
XAMPPのインストール
XAMPPのインストール手順について説明する。
ダウンロードされた[xampp-win32-1.7.0-installer.exe]アイコンをダブルクリックする。
以下のようなセキュリティ警告に関するダイアログボックスが表示された場合は、[実行]をクリックする。
[Installer Language]ダイアログボックスが表示されるので[Japanese]を選択して[OK]をクリックする。
[XAMPP 1.7.0 win32(Basic Package)]ダイアログボックスが表示され、セットアップウィザードが開始されるので[次へ]をクリックする。
インストール先フォルダの指定画面が表示されるので、変更したい場合は、任意の場所を[インストール先フォルダ]ボックスに入力し[次へ]をクリックする。(今回はこのまま"c:\xampp"を指定)
[XAMPP Options]ダイアログボックスが表示されるので、全ての項目のチェックをオンにして[次へ]をクリックする。
インストールが開始されます。
インストール中に以下のようなDOS窓が表示されたりするが、そのまま終了するまで待つ。
XAMPPのセットアップウィザードの終了画面が表示されるので[完了]をクリックする。
インストール中もしくは、完了直後(apacheが起動されるタイミング)で以下のようなWindowsファイアウォールの警告画面が表示される場合があるので[ブロックを解除する]をクリックしてapacheが起動できるようにする。
サービスの登録が正常に終了すると以下のメッセージが表示される。
全てのインストールが終了すると以下のメッセージが表示されるので、[はい]をクリックして[XAMPPコントロールパネル]を起動してみる。
[XAMPPコントロールパネル]画面。
サービスの起動/停止、各サービスの管理ツールなどをこのコントロールパネルから実行できる。
次に実際に各サービスの動作や設定内容を確認するので、IEを起動してアドレスに以下のURLを入力する。
URL:http://localhost:8080/xampp/index.php
以下の画面がIEに表示されればapacheが正常に動作していることになる。
次にXAMPPホーム画面の左のメニュー一覧から[phpinfo()]をクリックする。
以下のようにPHPが正常に動作していることを表すPHPの設定内容が画面に表示されればPHPの動作についても問題ない。
次にXAMPPホーム画面の左のメニュー一覧から[phpMyAdmin]をクリックする。
以下のようにMySQLの管理ツール"phpMyAdmin"の画面が表示されればMySQLも正常に動作していることになる。
[XAMPPコントロールパネル]は、一度起動すると、[最小化]ボタンや[終了]ボタンをクリックしてもタスクトレイに格納されるだけなので、必要な時にはタスクトレイのアイコンをkリックすればよい。
以上で「XAMPP for Windows」のインストール作業は終了。
「XAMPP for Windows」でセットアップされたapache、MySQL、PHPの個別の設定については別の記事で紹介する。
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