オープンソースの軽量ナレッジベース「SCIRET」のセットアップ方法

オープンソースの軽量ナレッジベース「SCIRET」のセットアップ方法

軽量でお手軽なオープンソースのナレッジベース「SCIRET」のセットアップ方法について覚書。

セットアップ後の日本語化についても記載。

SCIRETについて

SCIRETについては、以下の記事に詳細が記載している。

WIMP(Windows、IIS、MySQL、PHP)環境にセットアップできるオープンソース ナレッジベース(Knowledge B...

WIMP(Windows、IIS、MySQL、PHP)環境が前提となるので、WIMP環境の構築について詳細が知りたい場合は、以下の記事を参照。

SCIRETセットアップ手順

以下に「SCIRET」のセットアップ手順について記載する。

  1. 以下のサイトから「SCIRET」本体をダウンロードする。
    本体 sciret-1.2.0.zipのダウンロードサイト(数秒待つと勝手にダウンロードされる)

    Sciret is a advanced knowledge based system. The KB is designed to work also embedded in other software as example in portals. The next generation…
  2. IISのデフォルトドキュメント(通常は、C:\Inetpub\wwwroot)に解凍したsciretフォルダを移動する(つまり、"C:\Inetpub\wwwroot\sciret"になるようにする)。

    この際、sciretフォルダのセキュリティ設定として、ユーザー"インターネット ゲスト アカウント"がsciretフォルダに対して"変更"権限持つように権限を付与しておくこと。

  3. MySQLにデータベースを作成する。

    sciretのデータを保存する(作成したナレッジやシステム設定等)データベースをあらかじめMySQLに作成しておく。

    データベース名は任意の名前でよいが、本記事ではわかりやすいように"sciretdb"とする。
    オープンソースナレッジベース「SCIRET」

  4. ブラウザで http://localhost/sciret にアクセスする。
    オープンソースナレッジベース「SCIRET」
  5. [Install]ボタンをクリックする。
  6. セットアップするために必要な情報を入力するページが表示されるので各情報を入力する。
    オープンソースナレッジベース「SCIRET」

    各入力項目の意味は以下のとおり。

    Database Hostname:
    MySQLのデータベースが稼働しているサーバー名を入力する。
    リモートサーバーではなくローカルにセットアップするのであれば"localhost"でよい。

    Database Name:
    sciretのデータを保存するデータベース名。
    セットアップを開始する前の手順で作成した"sciretdb"を入力。

    Database Username:
    上記"Database Name:"に指定したデータベース"sciretdb"にアクセスするためのMySQLのユーザー名。

    セキュリティ上本来は、"sciretdb"だけにしかアクセス権を持たないユーザーを作成してそのユーザーを指定すべきだと思うが、本記事では便宜上"root"とした。

    Database Username Password:
    上記"Database Username:"に指定したユーザーのパスワードを入力する。

    Insert demo data?:
    セットアップ時にデモデータ(サンプルデータ)を用意するかどうかを指定する。

    動作確認をしたいという場合は、チェックをオンにしたままにした方がセットアップ直後からサンプルデータが用意されているので動作確認はしやすいかもしれない。

    本番稼動としてセットアップするのであれば、空っぽの方がいいので、チェックをオフにする。

    後でデモデータを消すのがめんどくさくなければオンのままでもよい。
    本記事では、オンにしたまま進むことにする。

  7. 各項目の入力がすんだら[Continue]をクリックする。
  8. 正常セットアップが終了すれば以下のページが表示されるので[Enter the Knowledge Base!!]をクリックする。
    オープンソースナレッジベース「SCIRET」
  9. sciretのホームページが表示される。
    オープンソースナレッジベース「SCIRET」
  10. これでsciretのセットアップ作業は終了。

次に日本語化する手順を記述する。

SCIRETの日本語化手順

SCIRETの日本語化手順について以下に記載する。

  1. ツールバーの一番右にある[Preferences]をクリックする。
    オープンソースナレッジベース「SCIRET」
  2. [Preferences]ページが表示されるので、設定項目の一覧の、[Language:]に"Japanease"を選択して[Save]をクリックする。
    オープンソースナレッジベース「SCIRET」
    また、この際エラーメッセージが表示されたとしても無視してOK。
    なぜか http://localhost/sciret にアクセスしなおすと表示が日本語にちゃんと変わっている。
  3. 日本語表示に変わったsciretのホーム画面。
    オープンソースナレッジベース「SCIRET」

この設定は、ログインする前の画面を日本語表示にする設定で、各ユーザーがログインした場合は、同じように設定をしない限り英語表示のまま。

ユーザーを作成したら各ユーザーでログインして上記手順と同様に[Preferences]ページで設定する必要がある。

補足

セットアップ直後は管理者ユーザーしか用意されていない。

管理者ユーザーでログインするためのユーザー名とパスワードは以下のとおり。

Username:admin
Password:admin

この情報は、sciretフォルダの"INSTALL"という拡張子のないファイルをメモ帳などのテキストエディタで開くと記載されている。

「SCIRET」の日本語言語パックは、機械翻訳で作られているらしく、かなり変な日本語になっている。

例えば、設定内容を保存する[Save]ボタンは、[節約してください]ボタンに変わる。

はっきり言って日本語表示されても逆に分かりづらくなるので、正しい日本語表現に修正することをお勧めする。

修正は、"sciret\languages\Japanese.txt"を修正すればよい。

"Japanese.txt"ファイルを開いて変な日本語表記をそのまま正しい日本語表記に上書きすればよい。

言語パックの修正例

変更前

オープンソースナレッジベース「SCIRET」

変更後

オープンソースナレッジベース「SCIRET」

ちなみに、英文で表記されている部分が、言語を"English"にしたときの表示文で、そのまま下に日本を文章を記述すれば言語をJapaneaseにした際に表示されるメッセージになる。

メッセージの中には日本語になっていないメッセージがあるので必要であれば書き足す。

SCIRETで使用できるアイコンパック

「SCIRET」で使えるアイコンが以下のサイトからダウンロードできる。

アイコンダウンロード 「kNew-icon-set.zip」と「oxygen-icon-set.zip」の2種類。

アイコンは、"sciret\uploads\icons"に保存すればよい。
お好みでどうぞ。

Sciret is a advanced knowledge based system. The KB is designed to work also embedded in other software as example in portals. The next generation…