BackWPup:「ステップを中止: 回数が多すぎます!」エラーでバックアップが失敗する場合の対処方法

解決したので対処方法と原因を覚え書き。

WordPressのプラグイン「BackWPup」を使ってサイトのバックアップをDropboxに保管する運用をしていますが、ある時から「ステップを中止: 回数が多すぎます!」というエラーメッセージが表示されてバックアップが取得できなくなってしまいました。

このエラーが発生してバックアップを取得できなくなった場合の対処方法について説明します。

発生するエラー

BackWPupのバックアップジョブが以下のようなログを出力して失敗します。

ログからDropboxにバックアップファイルを転送する処理に失敗しており、何度かリトライして結局「エラー:ステップを中止:回数が多すぎます!」というエラーメッセージを出力して終了してしまっています。

エラーの原因

ログに「”users/get_current_account”: This app is currently disabled.」とあるので、Dropboxとの認証関連であることが見て取れます。

※日本語訳:このアプリは現在無効になっています。

対処完了後に正常に動作するようになったらDropbox側の保存先フォルダ名が変わっていたりもしてたので、BackWPup側でそこらへんの変更があったからかなーとも思いますが、結局の所はっきりとこれが原因というのはわかりませんでした。

「ステップを中止: 回数が多すぎます!」エラー対処手順

このエラーが発生した際の対処手順ですが、以下の3つのうちどれかになります。

  1. Dropboxと再認証をする
  2. PHPのバージョンが古ければ(5.XX)、最新(7.XX)にする
  3. BackWPupを再インストールする

上記対処手順のうち1を実施すれば正常に動作するようになると思います。

3の再インストールで直ったというのもありましたが、再インストールによりDropboxと再認証する必要があることから結局の所1の手順を実施したのと同じことになると思います。

DropBoxと再認証をする手順

まずは一番直る可能性が高い対処手順であるDropboxの再認証手順を以下に紹介します。

WordPressのダッシュボード画面の左メニューから[BackWPup] > [ジョブ]をクリックします。

ジョブの画面が表示されるので、対象のバックアップジョブの下の[編集]をクリックします。

[宛先:Dropbox]タブをクリックします。

[Dropboxの認証を削除]をクリックします。

認証が「認証されていません!」になったことを確認します。

[Dropboxのアプリ認証コードを取得]ボタンをクリックします。

Dropboxのログイン画面が新たに表示されるので、ログインIDとパスワードを入力してDropboxにログインします。

[許可]ボタンをクリックします。

認証用コードが表示されるので、コードをコピーしてWordPressのBackWPupのジョブの画面に戻ります。

BackWPupのジョブ画面にもどったら、[Dropboxのアプリへのアクセス]ボックスにコピーしたDropboxの認証コードを貼り付けます。

[変更を保存]ボタンをクリックします。

以下の画面のように、[認証]が「認証済み!」になればOKです。

ジョブの[今すぐ実行]をクリックしてエラーが発生せずに正常終了するか確認します。

2つのプログレスバーが100%になって「ジョブ完了」、「ジョブはXX秒で完了しました。」と表示されれば正常に終了したことになるので、以降この問題は出なくなるはずです。

ジョブのログもこんな感じで正常に終了したことが出力されています。

Dropbox再認証後は後片付けが必要かも

記事の冒頭にも記載しましたが、BackWPupがDropboxにバックアップを保管する際のフォルダ名が変更されています。

以前は、アプリフォルダの下の「BackWPup」というフォルダ名でしたが、対処後は「InpsydeBackWPup」に変わっていましたので、旧バックアップフォルダから必要なものを新しいバックアップフォルダに移動して旧バックアップフォルダは削除しておいた方が良いかと思います。

手順は簡単で、Dropboxにログインして[アプリ]フォルダをクリック、[アプリ]フォルダ配下の[BackWPup]フォルダのチェックマークをオンにして[削除]ボタンを押すだけです。

削除の確認メッセージが出るので、[削除]ボタンをクリックします。

PHPのバージョンが古ければ(5.XX)、最新(7.XX)にする

一部PHPのバージョンを7.X.X系にしたら直ったというのもあるようですので、もし上記の再認証手順で問題が解決されない場合は、PHPのバージョンアップを試してみてください。

PHPを7.X.X系にした場合、一部のプラグインやテーマなどに影響が出る可能性があります。

現在使っているテーマやプラグインがPHP7.X.X系に対応しているか必ず確認した上でバージョンアップを行ってください。

PHPのバージョンアップ手順については、利用している各レンタルサーバー会社で異なるのでここでは具体的な手順は記載しません。

代表的なレンタルサーバー会社の参考となるURLだけ記載しておきます。

mixhost

mixhostでは、標準でPHP7をご利用いただけますが、PHP7に未対応のアプリケーションを使用する場合などは、下記手順を参考にPHPのバージョンをご変更ください。 PHPのバージョンの変更 jp17以降のサーバーをご利用中の方(2017/12/05以降にお申し込みの方) ドメイン単位でPHPのバージョンをご設定いた...
現在動作しているPHPのバージョンを確認する方法の1つとして、 スクリプトを実行してブラウザで確認する方法をご説明させていただきます。 PHPバージョンの確認方法 1)テキストエディタで、下記の内容を記載し、phpinfo.phpとして保存します。 2)作成したファイルを、設定を確認したいフォルダーにアップロードを行...

XSERVER

レンタルサーバー「エックスサーバー」のご利用マニュアル|エックスサーバーでご利用可能なPHPのバージョンについてや、管理ツール上からPHPバージョンを切り替える方法についてご案内しています。

LOLIPOP

ロリポップ!レンタルサーバーのご利用マニュアルphpのバージョン・php.iniの設定方法を説明したマニュアルページです。

JETBOY

  PHPバージョン変更方法について JETBOYではPHPのバージョン選択が可能です。 cPanelにログイン後、「Select PHP

ColorfulBox

個人・法人向けクラウド型レンタルサーバー「カラフルボックス」のサポートサイトです。初心者も安心のマニュアルやFAQも充実しています。

まとめ

BackWPupのジョブ実行時に「ステップを中止: 回数が多すぎます!」エラーでバックアップが失敗する場合の対処方法について記載しました。

バックアップジョブが失敗した場合は、ジョブのログを見ればある程度原因は特定できるので必ずログを確認してください。