php.iniの作成と設定について説明する。
オプション項目の設定、変更及び、extensionの設定を行う。
具体的な手順は、以下の通り。
PHP設定手順
“C:\PHP”フォルダにあるphp.ini-distをメモ帳で開く。
メモ帳で開いたら、479行目あたりにある(メモ帳の[編集]の[検索]を使用すると簡単に見つかる。)「doc_root =」と書かれた行を以下のように変更する。
doc_root = “C:/Inetpub/wwwroot” (”¥”マークは使わないこと)
次に486行目あたりにある「extension_dir = “./”」と書かれた行を以下のように変更する。
extension_dir = “c:/php/ext” (”¥”マークは使わないこと)
547行目あたりにある「upload_max_filesize」の設定を以下のように2Mから6M以上に変更する。
upload_max_filesize = 6M
次に605行目あたりから始まるextensionの設定行に移る。
以下の5つのextension設定行先頭のコメントアウト”; セミコロン”を外して有効にする。
- extension=php_curl.dll
- extension=php_gd2.dll
- extension=php_imap.dll
- extension=php_mbstring.dll
- extension=php_mysql.dll
1187行目あたりから始まる[mbstring]セクションの設定を以下のように変更する。
デフォルトではコメントアウトされているので必ず行頭の”; セミコロン”を削除する。
- mbstring.language = Japanese
- mbstring.internal_encoding = UTF-8
- mbstring.http_input = auto
- mbstring.http_output = pass
- mbstring.detect_order = auto
- mbstring.substitute_character = none
また、以下の行を、[mbstring]セクション内に新規に追加する。
default_character = UTF-8
メモ帳の[ファイル]メニューの[名前を付けて保存]を選択し、Windowsフォルダ(C:\Windows)にファイル名”php.ini”で保存する。
以上でphp.iniの作成と設定変更は終了。
Step3では、にIIS上でPHPが動作するために必要なIISの設定について説明する。
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