以下にWindows XPにPHP 5.2.5をインストールする方法について記述する。
Step1では、PHPのモジュールのダウンロード、ファイルの展開、配置までを説明。
IISの設定および、PHPの設定は、STEP2以降で記述する。
以降、具体的な手順を記述。
PHPのダウンロード
PHPのダウンロードサイトを開く
「Windows BinariesのPHP 5.2.5 zip package」をクリックしてダウンロードページを開く
「Japan」のjp.php.net をクリックし、PHPのzipパッケージをダウンロードする。
[ファイルのダウンロード]ダイアログボックスが表示されるので[保存]ボタンをクリックする。
[名前を付けて保存]ダイアログボックスが表示されるので、保存先を指定してzipパッケージを保存する。
以上でPHPのダウンロード作業は終了。
ダウンロードしたPHPパッケージの展開
以下にダウンロードしたPHPパッケージの展開手順について記載する。
ダウンロードしたzipパッケージを解凍する。
Cドライブの直下に"PHP"フォルダを作成する。(C:\PHP)
解凍したzipパッケージのファイル全てをCドライブのPHPフォルダに移動する。
PHPフォルダ内のphp*.dll以外のDLLを"C:\Windows\system32"フォルダにコピーする。
php*.dll以外のDLLのコピーは、Windowsのファイル検索機能で"c:\php"フォルダを指定して"*.dll"を条件に検索をかける。
名前の順に並び替えてファイル名の先頭に"php"がつかないファイルだけを指定してコピーすると簡単にできる。
コピーするファイルは以下の通り。
- fdftk.dll
- fribidi.dll
- gds32.dll
- libeay32.dll
- libmcrypt.dll
- libmhash.dll
- libmysql.dll
- libswish-e.dll
- msql.dll
- ntwdblib.dll
- ssleay32.dll
"C:\PHP"フォルダにあるphp.ini-distをメモ帳で開く。
メモ帳で開いたら、479行目あたりにある(メモ帳の[編集]の[検索]を使用すると簡単に見つかる。)「doc_root =」と書かれた行を以下のように変更する。
doc_root = "C:/Inetpub/wwwroot"
次に486行目あたりにある「extension_dir = "./"」と書かれた行を以下のように変更する。
extension_dir = "c:/php/ext"
メモ帳の[ファイル]メニューの[名前をつけて保存]をクリックする。
[名前をつけて保存]ダイアログボックスが開くので保存先に"C:\Windows"を指定し、ファイル名を"php.ini"に変更して[保存]をクリックしてメモ帳を閉じる。
以上でPHPのダウンロードとファイルの展開は終了。
現時点では、まだPHPが動作する状態ではない。
以降IISでPHPに関する設定を説明。
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